スーパーナンペイ事件 真相

スーパーナンペイ事件　真相



本日２０１５年２月１８日、２０年前の八王子スーパーナンペイ事件の真相に近づくかもしれない
重大な手掛かりが見つかったという報道がありました
この事件現場に残された粘着テープに、犯人のものと思われる指紋が残されていました
その指紋が、警察の指紋データベースの指紋と一部一致したそうです



ただ、粘着テープの粘着面に残った指紋なので
欠けた部分もあり、完全に一致とはいかなかったのです
犯人とは断定できず、この当時５０代の人物の、事件当日の足取りを慎重に追っているそうです
しかし、残念なことに、この犯人と思われる男性
１０年前に病死しているのです




スーパーナンペイ事件
覚えておられる方も多いと思います
凶悪極まりない事件でした



事件の詳細を簡単にご説明させていただきます
１９９５年７月３０日
東京都八王子市のスーパーマーケット「ナンペイ」にて
３人の射殺された女性のご遺体が発見されました
被害者は
スーパーナンペイのスタップ
稲垣則子さん（４７）
矢吹恵さん　（１７）
前田寛美さん（１６）




事件現場は「ナンペイ」２階にある事務所
女子高生の矢吹恵さんと前田寛美さんの２名が
背中合わせの状態で粘着テープで手と口を縛られた状態で、後頭部を銃で撃たれていました
さらには稲垣則子さんも後頭部を撃ち抜かれていました



さて、事件の真相とはどんなものだったのでしょうか？




某テレビ放送にて、スーパーナンペイ事件の再現VTRを元にして書き出した簡単な詳細です



スーパーナンペイ閉店後、この被害者の女性３人は
ナンペイ２階にある事務所で帰宅の準備をしていました
しかし、そこに犯人が入り込み
前田寛美さんと矢吹恵さんを粘着テープで縛り
稲垣則子さんに金庫を開けるよう指示



しかし、この３人は全員
金庫の開け方を知らなかった
よって、焦った犯人は金庫に向かって発砲
その後３名を殺害して逃亡
公式チャンネル　ANNnewsチャンネル




犯人の目星については当時
薬物前歴者
外国人
中国人犯罪グループ
暴力団関係者
果てには、当時のスーパーナンペイの店長
何て憶測まで飛び交いました



スーパーナンペイの店長、なぜ疑われたのか
実はナンペイでは、売上金が最も多く保管されるのは日曜日
その日曜に事件が起こったため
内部事情に詳しい者が犯人と推理されたのです
しかし、犯人は金庫を開けることができていません
よって、金庫の開け方を知っている店長は、ないものと思われます




しかし、内部情報を持たない人物の犯行とすると
日曜の夜という、金銭目当てならばこれ以上ないタイミングに押し入ったことは
つまり
内部情報を持たないであろう
薬物前歴者
外国人
中国人犯罪グループ
暴力団関係者
などの説は、ないものと思われます



今回浮上した犯人と思われる人物は
当時の捜査線上には上がらなかったということです
なぜか
拳銃を使い、３人の女性
しかも２人は高校生
この方々を殺害したことは、かなりの凶悪犯



さらには内部情報を持っていたものと考えると
単独犯ではなく
複数によって、内部の状況を調べ上げていた
と考えられたようです
よって、５０代の男性の単独犯行はあり得ない
と推理されたのではないでしょうか



金銭を奪うこともできず
３人の人命を奪って逃走
金庫の開け方を知っている人物を特定することはできていなかったようですので
情報収集は中途半端だった、と考えられます



これは、内部情報を、意図せず洩らした人物がいたのかもしれません
その乏しい情報で、犯人は単独で犯行に至った



あまりに凶悪な犯罪で
一般の人物に、犯行は難しい
と、犯人の人物像を膨らませてしまったことが
犯人を逮捕できていない原因なのかもしれません



犯行に使われたピストルがフィリピン製であったため
フィリピンに捜査員を派遣し
こう言っては命がけの捜査員の方々に失礼ではありますが
かえって捜査をむずかしくしてしまったのかもしれません



しかし、２０年たった今
犯人と思われる人物がなくなった１０年後の今
なぜ指紋データベースとの照合が行われたのでしょうか
公式チャンネル　ANNnewsチャンネルより




今だ、警察から発表されていない情報があるようですね
続報は、このブログにて発表いたします
しかし、２０年たった今、新たな手掛かりが出てくるとは
警察の執念は素晴らしいものですね

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