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吉田松陰 辞世の句 至誠 [歴史]

吉田松陰 辞世の句 至誠

「花燃ゆ」にて、吉田松陰の
活躍が紹介されています

公式チャンネル NHKonlineより



吉田松陰の人生は
1859年10月27日
江戸の刑場にて
最期をむかえます


その際に吉田松陰が残した
辞世の句
そして
孟子に書かれたもので
吉田松陰が口にしたという
名言
至誠にして動かざる者は
 未だこれ有らざるなり
についてご紹介させていただきたい



まず最初に
松陰の辞世の句
身はたとひ 武蔵野の野辺に 朽ちぬとも 
 留め置かまし 大和魂

意味は
「私の命が武蔵の国のどこかで終わっても
 この自分の思想や大和魂(愛国心)は
 永遠に留めおきたい」


憂国の士である吉田松陰の
情熱が込められた句ですね



そして二つ目の孟子の言葉
至誠にして動かざる者は
 未だこれ有らざるなり
これについては吉田松陰の言葉と
勘違いされているようですが
実際には吉田松陰の言葉ではなく
中国の思想家
孟子」の言葉



意味は
「自分が誠を尽くして
心ふるわすことのない人間は
今までにない
自分が誠を尽くせば
人は必ず心が動かされるものだ」
というもの


これを一昨年の大河ドラマ
「八重の桜」にて
小栗俊さん演じる吉田松陰が
第5話「松陰の遺言」で口にしてましたね



「至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり」



志を大切にした吉田松陰
この志を持たないことを
何よりも恐れていました



先日の「花燃ゆ」にて
「フグを食べるべきか否か」
という題材で松下村塾の塾生が
議論をする
という回がありました



喜んでフグにがっつく塾生
そんな中で決して箸をつけない松陰
なぜか
志半ばにして、志に向けた死ではなく
関係のない死を嫌がったため
後の伊藤博文から解説がありました




これをもって生きることが
大変で難しい今日
今こそ
思い出すべきことなのかもしれません
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